北千WEB LOG/Day2:ケンカ(コント)編
おはようございます。こんにちは。こんばんは。当ブログにアクセスしていただきまして、誠にありがとうございます。
ところで皆さん、北千充してますか?
あ、北千充というのは北千住と掛けて私が勝手に生み出した造語です。まぁ、北千住の読みはキタセンジュなんですけどね。二十歳になるまでずっと間違えて読んでました。
今回は独りよがりな北千語り、第二回目です。テーマはケンカ(コント)編、です!二回目にしてフィーチャーする点がケンカです。他コンビならわちゃわちゃ編とか、イチャイチャ編とかになるんでしょうけど、いかんせん北千なのでこうなります。あくまでも主観です。
前置きが長くなるのもなんなので、サクッと進めて参ります!
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なぜ北千はケンカ(コント)しがちなのか
まず、Day1にて紹介させていただいた、千賀さんのコメントを再掲載。
でもオレとミツはね、何気に性格がけっこう似てるの。似すぎてる。負けずギライなとことムキになるとこ。
実は、この文章には続きがありまして。
"これ知ってるよ"、"オレだって知ってるー!"ってかぶさってく感じなの。で、オレもミツも引かない…けど、結局オレが受け入れるというか。そういう意味では、ミツは子どもっぽいとこが残ってるね(笑)
そう。これが北千のケンカ(コント)のよくあるパターン。一方的ではなく、お互いに噛みつき合うイメージ。そもそもこの文末の時点でやや上から目線なのが北千クオリティ。
ただ、果たしてそれだけなのでしょうか?性格が似てるのでケンカするなら、他のメンバーとだってそうなるのではないでしょうか。たしかに公式でケンカコントをすることが多いニカ玉(二階堂高嗣&玉森裕太)もType-Bぽいので似てるとは思われますが、彼らの場合はコント色が強めであり、実際そこまで衝突しているわけでもないですよね。昔は尖ったナイフのようだった横尾さんでも、北山くんや千賀さんと各メディアでケンカしてる様子を見たことはあまりない気がします。むしろ横尾さんが二人のケンカを仲裁してます。
そうなると、やはり別にも原因がある気がしますね。ここで、また千賀さんのコメントを引用致します。
ミツの熱い姿を見ていると、オレもスイッチ入るよ。熱が入ってるときは「気が合う!」って思うけど、入りすぎると口ゲンカみたいになってゴメンなさい…(笑)。
なるほど、熱。たしかに北山くんはマグマも驚いて冷や汗かくくらいの情熱を持っている方です。そんな彼と話していたら、ちょくちょく奇行はするも根は真面目で純粋な千賀さんも影響されちゃいますよね。そして、双方オーバーヒートしたら……。
では、推測しているだけだとピンとこない方がいらっしゃると思うので、具体例をいくつかご紹介致します。
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しゃぶしゃぶ事件
初出は2015年6月3日OAの『キスマイradio』(文化放送)。出演は北山くん、宮田くん、二階堂くんでした。申し訳ないですが音源が手元にないので、ここは半分は記憶で語ります。
概要としては、
・北山くん、千賀さん、宮田くん、二階堂くんが一緒にしゃぶしゃぶ食べに行った
・火鍋スタイルのしゃぶしゃぶで鍋に仕切りがあった
・千賀さんがその仕切りに肉を乗せていった
・そして北山くんが「自分でやるからいいよ!」と、千賀さんの手を掴んでブチギレた
・千賀さんが涙目になり、場の空気が重くなった
という感じです。もはや北千が宮田くんと二階堂くんに謝った方がいい気さえしてきますね。
ラジオで初披露時は千賀さん不在だったため、宮田くんと二階堂くんが「あれは千賀さんの優しさだよ」と素敵なフォローをしてくださる中、「迷惑です!!!」「久々にイライラした」と返した北山くん。トーンがマジ。このエピソードの時点で、ケンカしたことないです!なグループのファンの方が卒倒しないか心配なんですが。(なら紹介するな)
そして5年の月日を経て『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)にて"キスマイのつまらないケンカは!?"というテーマで掘り返される超展開に。本当にぐうの音も出ないテーマですね。宮田くん、話してくれてありがとうございました。そこで判明した新事実。
「その時のねぇ、顔もイヤだったんですよ」
「顔がやだってどういうことよ」
「どう!?どう!?どう!?…どう!?」(肉を乗せたあと箸を向けているであろう千賀さんのマネ)(渾身の顔芸)
「どう!?はなってないよ!」
「『俺真ん中に肉乗せたけどどう!?』ってやってた」
「やってないでしょ!?この肉どう!?どう!?って。俺が???」
ケンカの原因解説しながらケンカをしていくスタイル。
この件は、肉の焼き方に非常にこだわりがある北山くんの前で謎の気遣いをした千賀さんが悪いのか、千賀さんのちょっと斜め上方向の優しさを汲み取らずに自分の信念を貫いた北山くんが悪いのか、難しいところです。
なお、この件が原因かは不明ですが、翌年である2016年発売の『I SCREAM』初回盤B収録『KIS-MY-TV〜キスマイシェアハウス〜』についての雑誌のインタビューで、千賀さんは「ミツのBBQ奉行っぷりは若干うっとうしかったけど」と話しています。1誌だけじゃなく3誌くらいで話してるのでガチです。
それはそれとして、キスマイシェアハウスは北千要素たっぷりの神特典映像なので皆さまぜひご購入を。この映像が収録されたディスクも赤と水色の北千カラーで最高です。
5th ALBUM 『I SCREAM』 | Kis-My-Ft2 Official Website
さて、何故まずこのエピソードを紹介させていただいたかと言いますと、ここまでの流れが分からないと『キスマイどきどきーん!』(dTVにて配信中)第86話の『キスマイラジオ体操』の一部が理解しにくいからです。一度見た方も再度視聴していただきますと幸いです。そこで千賀さんが漏らした一言で、やっぱりガチでキレられたんだな…と察することが出来ますよ。
面白いのが、このキスどき86話の小見出し(再生する前に表示される方)が、『火鍋で千賀にブチギレた北山の動きとは??』だというところです。しゃぶしゃぶどこ行った?そこを見出しにすることで惹かれる視聴者の方が私以外にもたくさんいる、という希望的観測をしてもよろしいのでしょうか、キスどきさん!?『圧倒的不利…北山の弱音に対して、藤ヶ谷が漏らした一言とは!?』とかの方が再生数伸びません!?(そうですこの回なんです)
というわけで(?)、まさかの息の長いエピソードになったしゃぶしゃぶ事件でした。またいつか一緒にしゃぶしゃぶに行ける世の中に戻りますように。
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漢字階段
続きまして、私自身が北千を好きになったきっかけのエピソードをご紹介します。そう、キスマイファン界隈では有名なあの漢字階段です。
2012年8月OA、『濱キス』(テレビ朝日系)の伝説の企画。概要としては、石段に置かれた漢字クイズ100問連続正解で頂上に辿り着こうというもの。しかし、間違えたらまた1問目に戻る、すなわち100問全て答えられないと永遠に階段の登り下りを繰り返すという、昭和の運動部でもやらないのではないかという過酷な企画でした。
その分、当時の視聴者の記憶には深く刻まれており、『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)にて思い出振り返り企画をTwitterにて募集したところ、数ある企画の中で見事選ばれました!もちろん私も漢字階段に投票した一人です。
というわけで、記憶に新しい方がほとんどだとは思われますが、北千に焦点を絞って語りたいと思います。
きっかけは第47問目、『頑是』が出てきたものの誰も答えられず、結局千賀さんが「がんぷ」と回答したものの不正解となったことでした。既にこの時点で何度も担当者(100問を7人でそれぞれ担当を分けて覚えていたためこの表現となります)不明となっており、犯人は誰だ!?という空気の中、結局「あっ!俺だ!」と叫んだのは千賀さん。本人がノーマークだった、及び忘れていた問題だったのです。
そこでしびれを切らした北山くんが口火を切ったことにより、北千のケンカが始まります。
「そろそろ担当くらい分かろうよもう。いい加減!何往復してるの?『見たことない』は無しにしない?」ド正論
「みんな覚えよ?じゃあ。北山くんも覚えてね。ちゃんと覚えて」
「俺覚えようとしてるよ」
「じゃあ俺も覚えますから」
「じゃあって何?じゃあって?じゃあっておかしいでしょ」
「覚えますから。覚えてね」
「いや覚えるよ」
「自分の所で間違ったらその時は…」(俯きながら目を見開く)
「何なの?あのひっかかり方は…。中2みたいだけど大丈夫?」
「ああ時間がないよ」
この場面を見て私は北千を好きになりました。(はっ????)
デビュー直前くらいからキスマイに興味を持ったのですが、やはり最初って探り探りじゃないですか。で、とりあえず年齢とかは把握していたのですよ。何となくだけどメンバーの関係性が見えてきて約1年、そんな時に最年少メンバーが最年長メンバーにこんな突っかかり方してたんですよ。当時10代だった私の心に、何故か深く突き刺さったまま、今でも全く抜けないんですよ…。
実は10万円でできるかなで放送されたのはちょっとだけショートバージョンです。しかし、本放送を焼いたディスクが実家にあるので、手元にあった画像からある程度補った状態で執筆しています。故に、ちょっと飛んでる部分もあるかもしれません。ご了承ください。
そして、10万円編集バージョンだと「人じゃねぇよお前」が続けて放送された(でもその直前の「ふざけんなこの野郎!もう一生黙ってろ!」もなかなかですがね…)ため、むしろ北ニカ(北山宏光&二階堂高嗣)に落ちた方がいるかもしれません。しかし、本放送だと上述の北千のケンカで次回予告に突入という劇的ハードモードな展開でした。余韻に浸れたわけです。どちらかと言うと衝撃から抜け出せない、って感じでしたが。
もちろん、この出来事は体力的にも精神的にも疲れが見え始め、心に余裕が無く、そして若さ故に起きたものです。正直この回は北千以外もケンカ勃発しまくってましたからね。10万円でできるかなのラスト、「5時間くらいで終わってたら解散してたかもしれない。10時間やると一回仲悪くなってまた仲良くなる」という千賀さんの名言が、当時の過酷さを上手く表現していますね。そうだとしても千賀さんすごく荒れてましたけど。
少し自分語りも入ってしまったので、気を取り直して次に行きます。
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ANNP生ゲンカ
正直なところ、この話題は人によっては不謹慎だと思われる方もいらっしゃると思います。ですが、もしかするともう公式で二度とイジれない話題になるかもしれないため、後世に残すべく紹介させていただきます。
先に簡潔に話しますと、 千賀さんの風邪菌について北千がケンカする、と言う内容です。もちろんこれは普通の風邪菌のお話です。そのまま読み進めたい方だけ宜しくお願い致します。あとこの項目めっちゃ長いです。
事が起きたのは、『Kis-My-Ft2のオールナイトニッポンPremium 1st Season』(ニッポン放送)の2019年2月1日放送回。出演は北山くん、千賀さん、横尾さんでした。
話題は、暖房をつけると寝るタイミングが見つからない北山くんをきっかけに、千賀さんが新しい暖房器具を買ったという流れに。そして、北山くんが突如こう切り出しました。
「…のわりには、千賀さん今日ゴホゴホしてないっすか?」
戦いのゴングが鳴らされた瞬間でした。
「ちょっとさぁ、それぇ…」
「なんか散々ねぇー、部屋のなんかー」
「ゴホゴホ、いやぁ咳はしてなかったよ」
「俺はもう疑ってるんです。千賀さんこれちょっとなんか、ちょっと風邪気味っぽい、今ね」
「あぁー出た!ケンカ売ってきやがったな」
ヤンキードラマもビックリするくらいものの十数秒でケンカ認定です。ここですかさず、キスマイの母・横尾さんが入ってきます。
「そういうのやるとー、ラジオからWEBに発生してなんか戦いが始まるんで…」
横尾さんをもってしても、この二人のケンカはもはや戦い認定なんですね。
「いや千賀さん風邪引いてる?って聞くと、なんかムッとすんの、なんか。もう意味が分かんない、俺からすると」
「ちょっと!違う!聞いて聞いて聞いて!違う!『あれ?千賀?千賀風邪引いてる?』って言い方はいいの。だけど北山さんの場合は『あ〜千賀また風邪引いてるよ、近寄んない方が良いと思うよ、うわっ千賀風邪だ風邪だ、うわっ移る移る、千賀の菌ってなんか他のヤツと違うじゃん、なんかネットリしてんじゃん』のセット。これさぁ中学一年生のイジメだからね!?」
「いやそこまで言ってない」
「言ってます!」
はい、言ってます。
ここで突然ですが、とある雑誌のインタビューの引用をば。
千賀が原因で、俺も風邪をひくのがほとんどだもん。菌がなんか、ネットリしてる……。
というわけで、千賀さんが急にケンカ売られた!とキレた理由が分かりましたね。そしてここから戦いはさらにヒートアップします。あと、この後何度か北山くんは「言ってない」と言いますが、「言ってます」と脳内でつっこんでください。
「いやいや!ちょっとぉ、これは!」
「あー、あー、あー、あー」
「待って、俺そんな言い方してない」
「そんな言い方はしてないでしょ」
「シーシーシー、一回シーシー」
「してないよね?菌がネットリしてるなんて言ってないよ」
「ちょっと、しゅぜん…取材現場でどうですか?北山さん。このワードを言ってないですか?」
「ちょっと待って、北山さんって俺…横尾さんなんですけど」
突然の横尾さん巻き込み事故
恐らく、「横尾さん、取材現場でどうですか?北山さんはこのワードを言ってないですか?」と質問したかったのだと思われます。
「あっ…(笑)北山さんがー、北山さんがどうかってのを横尾さんに判断してもらいましょう」
「あっ、でもたしかにー、言ってるけどー、だって」
「はい言ってる!」
「あのー、『千賀は風邪引いてない?』とか、だってそのあとにミツ風邪引いてるから…風邪引いちゃうからたぶん言うんだと思うよ」
「そう。だいたいうちの場合は千賀が菌を持ってきてー、千が菌を増殖して」
「いや待って千が菌をって、なんかもう千賀が菌を…」
「千菌がー」
「なんだ千が菌をって、賀を省略するな」
「千菌がグループにこう、なんか、入るというか」
「千賀砲がー」
「ちょっと待てちょっと待て」
「千賀砲を打つでしょ結構。で、そうするとたぶん俺が一番最初にもらうわけよ」
「いやそれさぁ、俺の菌が強いのか、北山さんの体が弱いのかどっちなの?」
「そもそもだって俺風邪引いてないんだもん。千賀が風邪引くと引くの。だから千賀を経由すると引くの」
「待って!?それイコール…」
「だから千菌に…」
「分かった!じゃ、じゃあ」
「千菌に弱い」
「それはぁ、何?結局何?俺のことが好きってこと?」
!?!?!?!?!?!?(宇宙猫の画像)
「どゆこと???」
そりゃそうなる。その後スタジオ大爆笑。続けます。
「まぁ波長が合うってことでよろしいでしょうか」
「そうね!そうね!だから俺の菌は受け付けるってことね」
「仲良いっていう」
「それをー、なんか俺は怪しいなって思う…」
「だってさー」
「風邪の菌も共有したいってことでよろしいでしょうか」
「ゴホゴホ、ゴホゴホ、ゴホゴホし出す…」
「たぶんー、これ分かった分かった。俺のことが大好きなんだ。分かったそういうことだ、たぶんそういうことだ」
「それでもいいんだけどー」
それでもいいんですか!?千賀さんのこと大好きだって認めましたね!?言質取りましたからね!?
すみません、興奮のあまり大して続けられませんでした。それにしても、どうにか場をまとめようとする横尾さん、まだ言及し足りない北山くん、勝手に一人で結論を出した千賀さんによるカオスな会話になってますね。続けます。
「千賀がー、こうちょっと風邪っぽいんだろうな、ってなるわけよ。ゴホゴホしてね。そうするとマネージャーさんにー、皆にあまりバレないような感じで『ちょっと風邪薬ない?』みたいな」
「そりゃ皆に…」
「裏で、裏で飲んでるのを、俺はこう横目で見ているわけよもう。もう発見してるのよ俺はもう。アイツ始まってんな、みたいな」
「まあー、だからそれは皆に対しての配慮じゃない。でもそれは基本的に…」
「でも!でも!風邪引いてんの?って聞くと『はぁー?引いてないしー?』みたいな」
「最初の方はそうだったよ。でも違うでしょあなた!!!」
「『ウェホッ、ウェホッ、ウェホッ、してないしっ、ウェホッ』」(千賀さんのマネ)
「『千賀、風邪っしょ?風邪っしょ?』みたいな」
「そもそも、そもそもー、基本皆同じロケとかしてるじゃん。どこで風邪になるの?プライベート?」
「でもさ俺、去年一回も風邪引いてないのよ。去年一回も風邪引かないまま今日まで来てんの」
「去年っていうか、最近ずっと風邪引いてないもん俺」
「俺もさぁ…千賀が引いた時じゃないと俺も引かないもん」
「いやいや俺のせ…俺のせいにするもんすぐ!千賀が風邪引いたから俺は風邪引きました、みたいなさぁ。それは俺のせいにしないでよ」
「いや、でも。また始まったわぁ、って俺は結構言う…」
「ちょっとオープニング始まったばっかでこれってさぁー」
「いやーいい。これあの、19時までやろう。白黒ハッキリつけよう。誰が悪いのか」(※この時は18時から放送してました)
「いやまぁまぁ。俺はね、千賀さんが一番最初に引いてくるんじゃないかな、っていう意見なんですよ」
「俺の、が、引いて…俺が引いてしまう。で、それを皆に移してしまう。だから俺が悪い、ってことですか?」
「いや悪いとかじゃなくてー、ちゃんと報告してほしい!風邪引いたよって!」
「なるほどね!」
「そしたらこっちケアしようがあるのよ、でもー、それを確認するとー」
「だってー、怖いもん俺ー北山さんがー」
「違うの、確認すると超怒るもん」
「だってさー、俺が、俺がさー、俺が風邪引きましたって言ったらさ、『うぅーわ、千賀風邪引いたってことは俺に移るわー、千賀の菌ってネットリしていて俺すぐ移るんだよなー、千賀の近くに行かないようにしよ、うぅっ…』ってなるじゃん」
「俺そこまで言ってない、ネットリとは言ってない」
「そうですね!去年今年にかけてあの風邪の方がね、すごいかかって流行してるってことなんでね、皆さんね、風邪予防と…」
「まとめてるよ、横尾さんが…」
「ちょっと横尾さん!まとめないで!」
「そして風邪っぽいと思った方は移さないようなね、対策をしていただけたら嬉しいかな、とは思いますね」
「いや19時まで行くから!19時まで行くから!」
「さあ生放送ですよっ、生放送ですからね」
はい、ようやくここで一区切りつきました。横尾さんがいなかったら冗談抜きにまとまらなかったのではないでしょうか。……と、思いきや。メールテーマが節分が近いことで『鬼○○』だった故に第ニラウンド開始。
「今のが『鬼』だったけどね…2人の…」
「そうねー色々『鬼』…」
「俺からすると『鬼』風邪移す」
「いや、俺から言うと『鬼』口悪いだから」
「いやいやそんなことないじゃん。千賀が、千賀がまたあの風邪って言ったらリアクションとして俺はそうじゃん。千賀風邪引いたのかまた俺移んじゃ〜ん…」
「その顔その顔。その顔の作り方。ねっ?」
「って、なるでしょ?」
「で、横尾さんは?」
「……えっ?何が?ごめん、全然2人の話聞いてなかった、ごめんごめん」
カンカンカンカーーーーーーーーーーーン!!!
WINNER!!!ついに話を聞くのを諦めた横尾渉!!!
……さて、勝敗はつきましたが(?)、この後リスナー様からメールが届きました。実は、ここからが今回タイトルになってるケンカ(コント)に関係してきます。なんとまだこのくだりは続きます。
「さぁそれではね、先ほどちょっとまぁオープニングでね、あのー醜い会話をちょっとね、繰り広げてしまったかもしれませんが、千賀さんの風邪について感想がありますね」
『あの…中学生のケンカですか?』
「その通りです」
「いいねー、そうなんです、中学生のケンカなんですよ」
「いやいや、その通りじゃないですよ」
「いや違う、その通りですよ」
「そのくらい仲良いってことですよ、Kis-My-Ft2は」
「その通りですよ」
「その通りじゃないですよ」
「えっ?」
「ケンカするつもりないんだもん、だって俺、そもそも」
「いや、待ってください。これは、傍から見たら、中学生のケンカなんですよ」
「いや、だから、そもそもケンカじゃないんですよ僕は」
「違うんですよ、つもりで、僕達喋っててもー」
「あー、感覚の違いねー」
「そう。外から見たらー、ほら、スタッフさん見て、ほら」
「違う違う違う。熱くなっちゃうから、熱くなっちゃうから。千賀が」
「何?何?」
「千賀が、熱くなっちゃうから。俺、風邪引いてるんじゃないの?って逆にどっちかっつーとちょっとなんか、心配というか」
「あーいやいや、全然言い方が違う。違いますよね、横尾さんね」
「ネットリした菌なんて本当に言ってない」
「振らないでくださいそこは」
「いつも聞いてますもんねー」
「でも外から聞くと中学生のケンカなんですよ」
「そうなんですよ」
「でもそもそもケンカしてるつもりない…」
「でも良くないっすか!?20代と30代が風邪でケンカって」
「いやそうなのよ」
「そしてもう一枚行きますよ(リスナーメールを)」
『風邪は誰も悪くない(笑)ケンカはやめて(笑)』
「ケンカじゃないんですよね」
「じゃれあいですかね?」
「いや、でもねー、こういう形のやっぱ…コントよね」
(((スタジオ大爆笑)))
「これ言ったら終わりなんだけど!申し訳ない。これ言ったら終わりなんだけど」
「まぁね、そういう日もあっていいんじゃないでしょうか。皆様も気をつけていただきたいな、と」
……と、長くなりましたが、つまるところ北千は「ケンカしてるつもりはないが、傍から見ればケンカしてるように見える」わけなのです。少なくともメディアの前では。まぁ、上述のしゃぶしゃぶ事件はプライベートなのでガチなのですが…。
そうまとめては見たものの、千賀さんも普段から風邪のことを言われてなければここまでムキにはならないと思うので、北山くんもある程度言い方に関して自覚は持った方がよい案件でしたね。ネットリは言ってるんですからね。一時期の雑誌、会報でも風邪菌の話をしていたのは事実ですからね。ですが、こういうこともあったが故に千賀さんは自分の体調管理に人一倍敏感になったのかもしれませんね。
あと、文字起こししてみて分かりましたが、北千のケンカ(コント)はお互いの発言にかぶせまくってくるので聞き取りに相当時間がかかりますね。たった5分の文字起こしに5時間かかりました。そして横尾さん本当にお疲れ様です。フォローコメントが素晴らしすぎて、書いてる途中で「私、北千より横尾さん布教してるのかな…」という気持ちになりました。今後ともプレバト!などで北千を見守っていてください。
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総括
ではここで、北千の"ケンカ"について一番本質に触れているテキストを紹介致します。今度は(コント)はつきません。
それは、集英社から出版されてます『Myojo』に掲載された、千賀さん2度目の1万字インタビューより。2016年5月発売号です。
ミツ(北山)は、あいも変わらずまっすくですね。あ、でも、こんなに長くいっしょにいるのに、ここ2、3か月でわかったこともいろいろあって。
俺、いちばん年下なのにズバズバ言うんで口論になることもあるんです。で、言ったあとに気まずくなって、しばらく会話が少なくなるみたいなこととかもけっこうあって。この前も口論したあと気まずくなったんですね。ああやって年下に言われるのってイヤだったろうな。言い方、もう少しあったよなって反省して、"ゴメンね、言いすぎちゃって。イヤだったでしょ?"って謝ったんです。そしたら、全然ちがくて。
"意見を出し合うことは、作品をいいものにするために必要なことだから、悪いことじゃない。むしろいいことだから、いつもうれしいよ"って。
そして、インタビュアーさんは「意見を言われるのがイヤだろうなと思ったのは、千賀くんのカンちがいだったんだ」と返します。
うん。それどころか、気まずくなってた空気感って、俺が作り出してたじゃんって。千賀が気まずいだろうから、今は話さないでおこうって、向こうが気をつかってたんだなって。こんなに長くいて、今更わかることもあるって、なんか不思議ですよね。
上述のANNPでも、北山くんは「そもそもケンカじゃない」と話していました。千賀さんとの口論は決してケンカではなく、思いの丈のぶつけ合い、という認識なのだと思います。千賀さんの熱量に本気で答えていて、だからこそヒートアップしてしまうのだと思います。
これは正直うろ覚えなのですが、北山くんは雑誌のインタビューにて「この年齢でケンカしたら、もう2度と仲直りできないよ」と話していた記憶があります。この千賀さんのコメントよりも前に出ていたと思われます。違ったらすみません。もしかしたら、しゃぶしゃぶ事件でさえ北山くんの中ではケンカではなかったのかもしれません。それはそれで巻き込まれた宮田くんと二階堂くんの気持ち…とはなりますが(笑)
そして千賀さん側もこの北山くんの想いを知ったうえで、今でもちょっと噛み付くような態度を取りがちなのかもしれません。近年、自分の意見だけでなく他者の意見も聞いて取り入れることが増えた、とのことですが、北山くんには真っ直ぐに千賀さん自身の意見を伝え続けてほしいですね。
つまりですね、まとめるとこうなります。
北千は『ケンカするほど仲が良い』というよりも『ケンカするほど仲良くなる』関係性
……ということになるのではないでしょうか???一介のオタクが勝手に出した結論なので、異論はバンバンください。
そんなわけで、ケンカ(コント)編として語り続けていましたが、これは実質北千のわちゃわちゃ編、イチャイチャ編なのかもしれません。随分難解ですが…。横尾さんのおっしゃる通り、『じゃれあい』という言葉が合うんじゃないでしょうか。今後北千がケンカ(コント)してたら、おっ今日もやってんな〜、くらいの気持ちで暖かく見守りましょう。
本当はJr.時代のケンカエピソードも語る予定でしたが、文字起こしが思いの外長すぎたのと、なんとなく今回の趣旨からはズレるので、また別の機会でまとめるかもしれません。次回はお待たせしました、ローラー編…だけに留まらないパフォーマンス編となります。お楽しみに!(やはりオチはない)